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「学校でひらく舞台芸術教室」総社高校演劇部へ! ~その1~

犬島でのアート合宿も無事に終わり、
いよいよ、今度はアーティストを参加校に派遣する試み、
舞台芸術と地域の交流塾「学校でひらく舞台芸術教室」が始まりました。

もうすでに、岡山市立角山小学校へ角ひろみさん(劇作家・演出家)が、
玉野市立宇野中学校へはMAKIさん(作曲家・ピアニスト)が派遣され、
「学校でひらく舞台芸術教室」を実施してきました。
この2校の様子もまた追ってご報告します!

5月20日(金)、21日(土)の2日間は、
岡山県立総社高等学校演劇部のもとへ、
演出家の大岡淳さんが訪れ、
犬島アート合宿で行った内容をさらに深く指導されていきました。

私たちが駐車場に着くと、「おつかれさまでーす!」
と元気いっぱいに演劇部のみなさんがお迎えしてくれました。
2日間の会場となったのは、校門の横に佇む、『春靄会館(しゅんあいかいかん)』。
顧問の柴田先生曰く、以前は図書館だったそうです。
その名残か、本棚やカウンターがそのままに。
ちょっと雰囲気のある会場ですね。
真っ白で大きな柱も印象的!風通りも良く、光もいっぱい差し込んできます。

ブログ写真・総社高校20110520


犬島アート合宿で、犬島の名前のルーツや魅力を題材に創作劇を披露したように、
8月20日の合同発表会(詳細は後日に!)へ向けても、
地域の題材をこれから探ってゆきます。
地域の最新ニュースだけでなく、絵葉書を作るとしたら、
どこの風景を選ぶ?という、ちょっと考えてしまうような、
大岡さんからの問いかけに、部員のみんなはわき合い合いと答えてゆきます。
みんなから出てきた風景をミックスさせた絵葉書が上記の写真。
総社地域の良いとこ撮りです。

20110521.jpg

1つの画面の中に、どこに何を置くか、構成を考える講座です。
2チームに分かれ、一人は演出家に、
そして他は役者となります。
白いロープの内側をキャンバスと見立て、
役者はどこに立つ(座っても可)とよりきれいに見えるのか、
また他の役者に対して、
良い立ち位置はどこなのかを考えてキャンバスに入ります。


OHI
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